私はまだここにいる。
一人きりのオフィスはさすがに静か。
聞こえるのは、エアコンの音のみ。
あっ、大通りを通っている車の音も聞こえる。
今は試験問題作成中（といっても、実はブログ作成中！）
ときどきこうやって学校に遅くまで残るのはよくあること。
家でできないわけではないけど。
まだやる気があるときにはやっておこうと思うから。
それに、できれば家では仕事はやりたくないな。
添削ぐらいは家でしてもいい（というか、家でしないとなかなか追いつかない！）
この仕事をやって十六年目になる。
ベテランだね。
ベテランかな。
けど、ときどき自分がとても小さく感じる。
惨めだと感じる。
情けないと思うときもある。
新米教師ならば、「失敗から学ぶ」は通じるけど、
今の私にはそれが通じない。
母語ではない言語を教えるので、完璧ではないのは当たり前！と思いたいけど、
ベテランレベルに達した私はくだらないミスは許されない。
それとも、プライドが許さない？
そんなプレッシャーはときどき感じる。
まあ、ポジティブに考えれば、
プレッシャーがない仕事はないんだよね。
お客さんとのやり取りのプレッシャー、報告書の締め切りに追われるプレッシャーなど、
世の中の仕事にはいろいろなプレッシャーがあると思う。
私の場合といえば、自分との戦いが、自分へのプレッシャーになる。
このように言うと、
実に贅沢なプレッシャーかな。
やっぱり帰ろう。たぶん疲れているだけかもしれない。
またまたのくだらない独り言でした。
