Sunday, August 8, 2010

アヒルと鴨のコインロッカー

伊坂幸太郎、2003年



「現在」と「二年前」の大きな場面設定があり、
「現在1」で始まり、次は「二年前1」、そのあとは「現在2」のように、交互になっている。
「現在」の主な登場人物は、「椎名」という大学の新入生と、
悪魔めいた青年の「河崎」。
一人暮らしを始めるために、アパートに引っ越してきたばかりの椎名が、
河崎と出会った初日に、
いきなり河崎に、「一緒に本屋を襲わないか」という奇妙な話を持ちかけられた。

一方、「二年前」の主な登場人物は「ドルジ」という
片言の日本語でしかしゃべれないブータンの留学生と、
彼と同棲しているペットショップでアルバイトをしている琴美(ことみ)、
そして、とても短かったが、琴実と付き合ったことがある、女だらしの河崎。

そして、両方の場面のつながりに大切な人物、
人形のように肌が白い、
無表情なペットショップのオーナーの麗子(れいこ)さんがいる。

最初は、場面の180度の切り替えで混乱を招いたが、
すぐに、それは別々の場面だとわかり、
その2つの場面はどのように関連しているか、
読めば読むほど、知りたい気持ちも高まった。

ユーモア混じりのミステリー物語であった。
(私は、この作者のユーモアはけっこう好きかもしれない:)

この小説もすでに映画になっているようですね。私も見てみたいと思います。

★★★★+0.5
2010年の12冊目

以下は、イマンさんへの特別メッセージです。(^-^)

イマンさん、
読み終わったら、映画についてインターネットで調べてみたんですが、
やはり小説と映画は少し違うところがあるみたいですよ。
どちらの方がいいでしょうかね。:)
そして、イマンさんが気になった「日本語」についてですが、
確かに見慣れない言葉がありました。私も何回か辞書を引いていました。
引かなくても話は理解できると思いますが、やはり、読めない漢字があると、
気になって仕様がなかったのです。
イマンさん、挑戦してみますか?:)

2 comments:

snylo said...

先生!この本のコメント載せてくれてありがとう~ずっと読みたかったが、ただ時間とか日本語の問題だけ。よかったら貸してくれないかな、がんばって読んでみる^^

でも、先生、それはちょっとSPOILERでしょう?まだ見てない人に。

Has said...

貸しますよ。学校に持ってくるので、時間があったら、取りに来てくださいね。それから、spoiler消した!hehe

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